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嘘つきな青
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作詞 ―RUNA→ |
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土砂降りの雨にまみれて 傘もささずに立ち尽くす
ずぶ濡れの君の背中に 立ち込める溜め息の霧
あの日その肩を抱くはずだった腕は宙を切り
引き換えに今でも愚かな私を守ってる
失えるものがあることの幸せに微笑い
失った後に気付く虚しさに目を伏せた
心を惑わす極彩色の渦の中
寂しい感情の隙間 伝うのは嘘つきな青
錆びた足元に映る 泣いている誰かの笑顔
踏みにじり台にして 私は現在(ここ)に立っている
傷ついたふりをして傷つける事を繰り返し
綺麗なものを残していらないものに蓋をした
裏切るより裏切られる方がずっといい
ひとりで被害者意識に酔っていたいのに
傷を恐れて選んだ孤独の日々の中
ひとに触れたいと願った 溢れ出す矛盾した青
いつか零してもう思い出すことも無い
降り続く雨が誰かの涙なら
永久(とわ)にこの雫を受け止めたい
私の唄は届いてますか
失えるものがあることの幸せに微笑い
失った後に気付く虚しさに目を伏せた
君を失った事も今なら泣けるかな
止まない雨雲の切れ間 落ちたのは澄み切った青
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