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熱視線
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作詞 ―RUNA→ |
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「あたしの事壊してよ 心ごと奪い尽くしてよ」
足りないんだこんなんじゃ 味見くらいじゃ癒やせない
一瞬の隙も見せないで 全てを侵して確かめて
あなたと混ざり合う熱が あたしを生かしているのだと
指先が染める 赤い赤い秘密に目が眩んだ
たったひとつ逃げ道を残して
痛みは迷いを閉じ込める
あたしを見失って 心縛り付けて
空っぽになった両手で あなたを繋ぎ止めたのに
腕の中で呼ばれた 優しく紡がれた名前に
なんのためらいもなく あたしは満たされる
乱雑に包まれたり 丁寧にいたぶられるのも
触れるという小さな術 容赦なく飲み込まれる肌
強く絡みつく 熱い熱い視線に涙が出た
溜息も唇で塞がれて
痛みが迷いを打ち砕く
寂しさなら重ねて 悲しみはいらない
耳たぶに降りてきた音 響き合う二つの鼓動
胸の中で溢れた 確かな意思の宿った声は
なんの恥じらいもなく あなたを好きと言う
あたしを見失って 心縛り付けて
空っぽになった両手で あなたを繋ぎ止めたのに
腕の中で気付いた 泣きたくなる程の幸せに
なんのためらいもなく あたしは満たされる
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