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青の乱反射
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作詞 ―RUNA→ |
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青の乱反射 あたし心ごと焦がれた
息も続かない 目に滲みた光が痛い
そのまま遮ればよかったのに
飲み込んで苦い味 喉の奥深く深く
涙に流されて断ち切れずに
その白いシャツの裾 引き止めたあたしのせい
眩しい夢 溺れたのはもがいてしまったから?
もし過ぎた季節を泳ぎ切れていたなら
あなたの中に綺麗な姿で残れたのかな
透き通るあの青みたいになれたのかな
幼い抵抗 瞬く間に呑み込まれた
酔いしれて目眩 後戻りなど許さない
もういっそ沈めばよかったのに
押し込めて塞いでも 浮かびあがった横顔
雫伝う濡れた髪のように
軋んでも傷んでも いつか乾くはずだった
冷たい波 もがいたのは恐れてしまったから?
誰にも気付かれないまま泣いていたなら
あなたの中で小さな泡となり消えたのかな
溝で疼くあぶくみたいになったのかな
突き刺す熱 恐れたのは溺れてしまったから?
息継ぎもできず囚われてしまったから?
あなたの中にあたし少しでも残れたのかな
背中の水着の跡くらいは残れたかな
眩しい夢 溺れたのはもがいてしまったから?
もし過ぎた季節を泳ぎ切れていたなら
あなたの中に綺麗な姿で残れたのかな
透き通るあの青みたいになれたのかな
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