|
|
|
暗闇の中 大切な物
|
作詞 アルミシン |
|
泣き声を傍で聞くのはいけない
何か特別な 哀しみの菌が移るから
笑い声も傍で聞いてはいけない
何処からか霞む 喜びの気持ちを欲すから
重力が僕を呼ぶんだ
その声に答えて僕は堕ちるんだ
空からの光は強い
少し強すぎるから僕は離れたんだ
ah...
真っ白な布を染め上げてみたよ
何時か汚れるのが どうしようもなく怖いから
でも 染めた色は綺麗とは言えない色で
どうせ同じだと 気付いてまた汚してみたよ
ただ下がる螺旋階段
最下の暗闇は何処まで続くの
気になって上を見上げた
上から暗闇が僕を見下した
ah...
手に掴んでいたのは何? 重すぎて捨てた夢?
指針の狂った目標? 錆び付いた思い出達?
大切な何かを捨てた僕は 暗い闇を彷徨い歩くよ
空と地のどちらが僕を呼んだんだ
あまりに暗くて 声のした元もわからない
大切に持っていた汚い布も
こんな暗いなら 何色だったかもわからない
もうどのくらい降りたろう
一筋も見えない光の真ん中で
足も止めず僕は眺めた
闇に存在した確かな暗闇
ah...
手に入れたかったのは何? 眩しすぎた未来像?
青空を渡る掛け橋? 共に笑う仲間達?
大切な何かを忘れた僕は 宛のない道をただ歩くよ
脳髄から絞られた 沢山の黒色は
全身の穴から 沢山噴射された
僕を囲うこの闇は 僕が囲んだ闇なんだ
全ては自分に返ってきた それがこの世界だ
手に掴んでいたのはゴミ 挫けた心の欠片
手に入れたかったのは愛 今僕が持つのは哀
大切な何かがわかったけれど それでも僕は暗闇の中
何時出られるのかな 暗闇の中
|
|
|