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葡萄鼠。 
作詞 杉下來朱
 夕方の歩道橋
 太陽はここにはあらず、しかし
 近くもなく遠くもなく
 線路脇の黄色い花を照らしていた

 僕は葡萄鼠 葡萄色した、鼠。
 甘そうな苺を求めていた
 目の前の暗紅色の街頭に照らされて
 そこにあると思い込んで

 零分から銃後分まで
 僕は銀鼠のセメントと
 紅梅の落書きと共に
 被写体のプライドをそんな所でとっていた。


 好き? そんなモン、とっくのとうに捨ててたのにねぇ。
 愛してる? は?笑わせんなよ、お兄さん。
 嫌い? それ以下ならあるけどな、
 そういう感情なんてない。

 
 だって僕は葡萄鼠。
 葡萄色した鼠です。
 葡萄ばかりを食べてみて、
 体も葡萄になりました。
 今更他の色などに、
 染まれる場所はありません。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 葡萄鼠。 
公開日 2007/10/07
ジャンル ラップ・ヒップホップ
カテゴリ その他
コメント 所詮、僕は冷めた一人の鼠です。・・・みたいな。
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