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熱帯魚の歌
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作詞 杉下來朱 |
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原産国はタイとマレーシア
でも僕が生まれたのは小さなペットショップ
兄弟はたくさん
でも今はひとりぼっち
僕の飼い主は寂しそうな人
雑食性だから
食べてあげるよ?
貴方のせつなさ
そして悲しさを
ちょっとずつ ちょっとずつ・・・
真っ赤な僕の体を広げて
貴方の幸せに踊りましょう
疲れ果てて眠るまで
この命を削っても
伝えたいことがある
たとえそこに生まれなくても
そこの歌は心で歌える
たとえ命が短くても
みんなが気づかなくとも
輝き続けることができるんだよ?
小さな僕です。
貴方にとってはただの熱帯魚
せめてお別れの時まで
貴方の側で なるべく長く
泳がせてください。
ーー貴方が寂しくなくなった時
貴方が小さな幸せに気づいた時に
僕は貴方に微笑んだ。
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