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ライト
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作詞 Wave |
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照らした先は自分?
暗さに慣れた目が 光を避ける
光を恐れた目が 明かりを遮る
瞳を伝わって 光を認知した心が指令を出す
「危険だ 見てはならない」と
照らした先は自分?
暗さに慣れた目が 光から逃げる
光を恐れた自分が 光を拒絶する
心を伝わって 光を知った自分が身構える
「恐ろしい物が見えてしまう」と
細目で見て 光を確認
キレイだと思った
目を奪われた
自分は既に光を受け入れていた
白色のライト
輝きすぎた光
真っ白なライト
綺麗過ぎた光
照らした先はなに?
光に慣れた目が 闇を恐怖に変える
闇を恐れた身が 明かりを探す
神経を伝わって 闇の寒さを感じる
「ここまで寒かったのか」今更気付いた
毛布を纏って 闇に耐える
最大の恐怖を感じた
身を震わせた
自分は既に闇を拒絶していた
暖色のライト
暖かすぎた光
暖色の明かり
寒さを凌ぐ光
照らした未来の自分
恐ろしいほど変わっていた
照らした過去の自分
恐ろしいほど変わっていた
照らしたのはどの自分?
照らしたいのはどの自分?
過去を振り切って走り出した自分?
過去を忘れて変わった自分?
毛布を脱いで 闇に踏み出す
恐怖を感じなかった
身はシャンとした
自分は既に人として成り立っていた
白色のライト
暖色のライト
七色のライト
派手すぎた光
随分と光があふれていた
闇は余り見つからなかった
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