|
|
|
涙の詩
|
作詞 Wave |
|
優しさという名の 唾を吐いた
君の心の傷に 飛び散った
迷惑がられても それで君の傷が癒えるなら
僕はたぶん それでもいい
涙という名の 砂糖水が
誰の心も 麻痺させるならば
僕は受け止めよう それで君を知れるなら
僕はたぶん それでもいい
シロアリの巣のような 憎しみを
君をいたわれるような 優しさに変えられたなら
どれだけ楽だろう
晒されることのない 詩を
僕のために ここに記しておこう
君の耳に 届くことはないだろう
その必要も ないから
君の為に 書いた歌を
僕の為に 今ここで歌おう
僕の 自己満足のままでいい
その方が ずっといい
始まりの唄の 価値を知った
君の心の底に 響くなら
歌ってみよう それで君が満足ならば
僕はたぶん それでもいい
白い雪のような 君の優しさが
僕を包むだけの 大きさを持っていたから
強くなれたよ
君を泣かせるぐらいの歌なら
そんなもん 消えてしまえばいい
僕の歌が そうさせたとしても
そりゃ 仕方ないから
晒されることもない 詩は
所詮 誰の為のものでもない
その心にでも 留めおけばいい
僕の歌に その価値があるなら
君も そうすればいい
邪魔されることもない 今は
誰もが 夢見た宝物
君の目にも 見えるのであれば
"イマ"を探し 生きればいい
晒されることもない 詩を
誰ものために 記しておくよ
君の耳に 届く日はくるのかな
必要はあるのかな
君を笑わせたい 一心で
鼻で笑いたい そのまごころを
誰に 笑い飛ばされようとも
君のための 歌にしておく
僕の 自己満足としておく
それだけでいい
|
|
|