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果てない旅路の刹那の幻影
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作詞 カージュ |
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頬を掠める風に誘われ
振り返り気づく
過ぎた過去の遠さを
瞼の裏に焼きついた
微笑で歩みがふと止まる
いつ付けたのかもわからない
脚に冷たく重い枷
その鍵穴に合う鍵も
忘れた事さえ忘れてた
崖の淵に咲く花を見つけ
摘み取って気づく
己の罪の重さ
何処かで鐘が鳴っていて
時の流れを静かに悟る
いつの間にか見失ってた
目の前を飛ぶ蒼い蝶
旅の理由も何時か忘れ
立ち尽すこともただ虚ろ
胸に留めた刹那の想い
もし出来るならば
この身から抉り出し
心の無い抜け殻となり
冷たい土へと帰ってしまおう
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