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棘
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作詞 李利 |
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ただ怖かったから走り出した
逃げて逃げたこの足はもう 使いものにならなくて
いくつもの醜い傷跡を
貴方は優しく隠して
大丈夫だよと言ってくれるから
いつから歯車は狂いだしたの?
私のこの手で何が掴めるって言うの
その白い指が指す道を 確かに歩んでいるつもりだったのに
私の声が聞こえた? 今すぐ元にもどして
絵本の中の王子様は もう私を待っていないの
私には貴方だけ
何も知りたくないと思った
銃も刃もいらないから 貴方の声を私に
いくつもの醜い傷跡は
強く酷く疼きだして
貴方の帰りを待っているから
いつまで此処に居ればいいんだろう
私の声を誰が聞いてくれるって言うの
その甘い声が呼ぶ場所を 確かに選んでいるつもりだったのに
貴方は何を見たの? 今すぐ全て話して
絵本の中の動物達は もう貴方を待っていないわ
貴方には私だけ
非力な叫びを掻き消してよ
貴方の声で 瞳で
私の涙振り払ってよ
諦めたくなんか ないわ
その白い指が指す道を 確かに歩んでいるつもりだったのに
私の声が聞こえた? 今すぐ元にもどして
絵本の中の王子様は もう私を待っていないの
私には貴方だけ
私には 貴方だけ
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