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まぁ、いいか。
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作詞 魔術師 |
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人は、なんでもない日々をただ過ごしているわけじゃない。
幸せな日々と、死にたい日々が
心を取り巻きながら、周囲を漂いながら
時間を支配して、心を支配して
その時その時で生きている。
幸せなら、いい。
君が幸せで、笑っていて、生きる気力に満ちているなら。
でも、そうじゃないなら、
もし君が、手探りで幸せを探しているのなら、
何もしてあげられないけど、
自由気ままで自分勝手な私が
少しくらい、手伝ってあげてもいいよ。
君が、それを望むのなら。
幸せって、なんだろう って
考え始めたら
きっと、答えに辿り着けない。
決め付けてしまえ。
これが幸せだ、これこそが自分の幸せだ、って
決め付けてしまえ。
そうやって、生きてしまえ。
不安定で、頼りなくて
なんとなく、足元がおぼつかない。
でも、まぁ、いいか。
そう、まぁ、いいや。
どんなに死にたくなっても、まぁ、いいか。
死にたい日々の中で、きっと見つけられるか。
幸せってやつを。
なんとかして生きて、生きて、生き抜いて
見つけてみようか。
そして、決め付けてやろうか。
幸せってやつを。
今、生きて、なんとなくこうやって詩をつづる。
幸せだなぁ。
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