|
|
|
dream
|
作詞 ddf |
|
夢から覚めてもまだ幻の中を泳いでいるようで
人にも会いたくないし,まだ現実の中で溺れたくない。
昔の方へ泳いでいって懐かしい唄に酔いしれても
良くも悪くもならない過去に刺激がない。
つまらぬ潜水で見つけた深海魚に仲間意識が芽生えた。
けれどよくよく考えるとここはこいつにとっての唯一の世界。
そこから逃げず真面目に行きつづけている姿をみて自分が恥ずかしくなった。
急いで戻りたくても身体が浮かない。
もがいても,もがいても,まるで現実が拒んでいるかのように。
光の瞬間、朝の足音、空に白の絵の具が混ざる。
未知の違和感、夢のリアル、僕は僕の意味を感じる。
家から歩いてもまた元々の場所に戻ってしまって
見飽きてタメ息がでるし,また孤独の中で蝕まれるだけ。
疲れのままに眠りについて忌まわしき夢に逃げ込んでも
意味も続きも一切ない夢にまたタメ息。
闇への瞬間、深い転落、空はない。
そろそろ夢から覚めるとき
突きつけられた現実にも「夢じゃないんだ」
ってチョットした喜びを見つけられたらなぁ
|
|
|