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闇夜の太陽
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作詞 暁寿 |
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射しこんでくる真新しい光は
内に何を宿すだろう
全ての始まりを祝うかのよう
遠い日誰かが囁いた
おめでたいような平和に満たされた
地上に立つ生き物の声
上空の光はどう受け止めるのだろう
始まりを祝うためではなく
闇に怯える夜のため
その冷たい手をとり
朝日は世界を照らすのだろう
全てを染め上げる夜の暗闇は
内になにを宿すだろう
一日の終りを讃えるかのよう
過去に誰かが呟いた
ぬるま湯に満たされているような日々
上空に広がる闇を
地上の生き物はどう見つめているんだろう
終りを讃えるためではなく
光苦手は朝のため
その震える手をとり
闇夜は世界を染めるのだろう
朝日は夕闇と手をとり夜を呼ぶ
やがて闇夜は薄れゆき
刹那のキス交わし別れを惜しむ
共に生きることのできない朝日と
始まりの時も終りの時も
望むものはひとつだけ
強くその手を握り
終わらない恋に身を焦がす
焼け付く太陽 闇夜のように
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