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ここで降ろさせて!!!
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作詞 あああ |
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コンパで知り合った男と初デート 轟くエンジン音をがなりたて彼がやってきたわ
はっきりいって最初 目を疑ったわ 他人のふりして帰ろうかとも正直思った
なにこのレーシング仕様のスポーツカー これを公道で乗るつもり? これに私が乗れと?
なんで、金貰ってないのに スポンサーシールとか貼ってるわけ? 意味わかんね
極めつけは、リアウインドウに掲げる 狂走連合のステッカー どういうセンスだよ
それでも、「この車カッコイイわね」なんて世辞でも言えば自慢げにマイカーを語りだす
しぶしぶサイドシートに座れば お尻が痛い なにこれプラスチック製? なんでだ!
走り出すとこれまたエンジン音がうるさい 怒鳴るエキゾノースト もう私が怒鳴りたい!
何故かエアコンもカーステもない どんな車だよ もう一台 日常で乗る普通の車買えよ!
もはや原型を留めていない GTO 高級車のくせにものすごく下品に見える もったいねぇ
私のおだてに男は次第に調子乗ってアクセルを踏み込む
おい おまえ、飛ばしすぎ! 隣に女乗せてること忘れてんじゃねぇ!
死ぬなら一人で死んでくれ 私をまきぞえにするんじゃない
100オーバー 120オーバー 150!
お願いします! もう、限界 ここで降ろさせて!!!
「このまま、ずっと夜通しドライブしようか」なんて言われた日にゃ心臓止まるかと思ったわ
交差点 毎回、ドリフトでタイヤを泣かしながら 曲がっていく彼 もう私が泣きたい
自分の運転に酔ってるのはわかったから 私の車酔いも考慮して優しく運転してくれ
口説き文句なんて一言もいわずに車の話ばっかりね アンタ一体 私と何がしたいの?
そうか! この車を自慢したいだけだったんだな この車を誰かに見せたかっただけか!
私の悲鳴に男はますます調子乗ってアクセルを踏み込む
おい おまえ、飛ばしすぎ! 隣に女乗せてること忘れてんじゃねぇ!
なんで、おまえだけシートベルトが三本なんだ こっちのことも考えろ
100オーバー 120オーバー 150!
お願いします! もう、限界 ここで降ろさせて!!!
ああ やっぱり乗らなきゃよかった・・
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