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孤独香
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作詞 雀野 |
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それは路地裏の猫のように
毎日をただただ必死に生きるだけ
それは霧に阻まれたように
果て無き道を手探りに歩くだけ
それは真夏のため息のように
どこか遠くの空へ消えるだけ
いまはただ
失うまいとすがるだけ
涙さえこらえて
私は大丈夫と不器用にわらうだけ
ココロが最果てに呑まれたとき
私に残るものなどなくて
いまこの身体だけが
私のココロをつなぐ唯一の鎖
でも
それさえもいま崩れ落ちてしまう
この手をとってくれる人などいないから
誰もが私を突き放すから
涙だって今枯れた
それは都会の夜空のように
そこに星があるのに
何も見えない
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