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22時の電車
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作詞 ice |
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22時の電車に乗った
遠目に見た車窓からは
人間の光が洩れている
口を塞いで行った
君に会えば
何もかもを話してしまいそうで
海底の人込み
半透明
しがらみから逃れて
僕は明日を嫌った
水面近くまで来れば
大体のことは分かる
大して変わらない空模様さ
犯罪は価値観
消えはしない
要するに彼らより
以上か以下かを測るだけ
電車が僕と夜の隙間を縫う
会えるかどうかなんて
7月7日じゃあるまいし
ただ今は君を探していようと思う
かすかな可能性に星を見て
海底の人込み
半透明
しがらみから逃れて
僕は明日を呪った
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