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ネオン
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作詞 ice |
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季節を変える風の中で
あたしは泣いた
帰り道 誰にも知られず
もうすぐ冬が来る
悲しいのは
なにも出来ない無様な自分と
変わろうとしない弱い自分
あのこは奇麗になって
何の気なしにあたしを見下ろす
風は言う 「醜いおまえに誰が味方する?」
前を見て歩く自信が無い
これから先
1メートル先の未来に
触れる勇気が無い
遠くにはっきりと見えるネオンが
隔たりのないこの空を示して
臆病な頭がただ悔しいの
寒さに怯え 足が止まった
悲しいのは
時間の波に置いて行かれたこと
それでいいと言い切れないこと
あなたはまあるくなって
尖ったままのあたしは置き去り
星は言う 「醜いおまえは枯れそびれた花」
あたしは広がる空に
眠ることを知らない世界に
何度も問う 「どうすれば?」
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