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シーツ
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作詞 ice |
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色の白い君の手は
血が通ってないみたい
それでこんなに動くのだから
不思議だ
外の音まで吸い込んで
僕らを包むシーツ
テレビの画面は僕らに
誰かが死んだと伝えてる
ぬるいワインを飲んだら
もう一度だけ
僕の生きる世界のこと
忘れさせてよ
色のない君の目は
まるで生きていないみたい
だから聞かせて 胸の音を
僕にだけ
どうして私を抱くのって
理由を欲しがってくれ
いつだって答えられるよ
「君はいつも苦しそうだから」
遅い夕飯を食べたら
もう一度だけ
君の乱れた呼吸で
忘れさせてよ
酔えないぶんだけ
君を抱き寄せるよ
時計は狂わせておいた
もう 帰れないよ
ぬるいワインを飲んだら
もう一度だけ
僕の中の蜃気楼で
遊んでみようよ
ふたりを包んだシーツ
もう一度だけ
温度を逃がさないままで
忘れさせてよ
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