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霧散
作詞 ice
ねぇ、もう何て声を掛けていいか分からない
あなたに伸びた手が頼りなく枯れてゆく
ねぇ、もうどうして涙かも分からない
溢れる言葉は止めてしまえたのに

ふたりを支えた小さなピースがひとつ、音もなく崩れただけ

息をするのも水をやるのも歌うのも
すべてあなたの為だったとしたら

ねぇ、もう顔を上げてもだいじょうぶ?
眩しすぎた太陽は止みましたか?
ねぇ、もう腕を振って歩かなくちゃ
きっとあなたもそう言うでしょう

血の出ない傷が1番痛いって、あなたに教えてもらったの

声を張り上げ叫ぶでもなく、
音もなく霧が風と去っていくように、
あなたが消える

救われないと、分かっていたのに

ガラス珠のような奇麗な涙なら報われた想いもあったのでしょう

息をするのも水をやるのもペンを持つのもすべて、
殻を割るのもかき混ぜるのも黒焦がすのもすべて、
時を待つのも日を過ごすのも歌をうたうあたしも、すべて
あなたの為だったと気付く

ああ確かに時は止まっている

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 霧散
公開日 2007/04/06
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
コメント 文字数多くなっちゃう癖が・・曲がつけにくくて困っています。
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