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雨雲のような
作詞 夢本
晴れていたはずの空に
一片の曇りが兆して夜を舞ったよ
昨日の世界に鍵を閉めて
今日在ったはずの続きは幻へ

限りある腕を伸ばしても
目の前の蝶を捕まえられずにいる

 浮き出てはそれを振り払い
 また還っては、幾度と無く僕を惑わす
 静かに音をたて錆びきる二人
 その全てを予兆させる雨雲のような
 君の横顔

触れていたい身体は
真空のごとく白紙に無情を描くよ
越冬先の暖かさを失って
満開のはずの春に桜が咲かない

蜃気楼に混ざる君が
指のリングを食卓に置いて去ってゆく

 気づいてはそれを疑い潰し
 また悟っては、名を呼ぶことさえ難しい
 鮮やかに色づいてきた約束
 その全てを濡らしては破く雨のような
 君の胸の内

暇乞いした雨中の歩道橋
二人の間に落雷
神様が卑劣な壁を創った

 理解しようとしても不可能で
 また頑張っても、傷んだ心は癒える事無い
 昨日までは信じてた未来
 その全ての愛を破壊する、聞きたくなかった
 君の台詞(セリフ)
 この全てを予兆していた雨雲のような
 君の背中

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 雨雲のような
公開日 2008/02/17
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
コメント 永遠を誓った大切な彼女が、自分の事を振ろうとしているのが、薄々肌で感じてきた主人公を想像して作詞。楽しいはずの春は孤独に虚しく始まり、今日もあるはずだった二人の生活は幻へと・・・。変に例えとか使いすぎたかも。。
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