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夢の中でよくあること
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作詞 夢本 |
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夢の中でよくあること
不確かな何かに追われていて
必死に逃げるけど 何故か走れない
力も入らない
挙句の果てにはつまずいて転ぶ
よくわからない感覚だ
怯えていたけど夢で良かったな
と、振り返るけど 深く考えてみると
これって微妙に
現実と似ていないか?いや、かなり。
僕らは時代の風に追われ吹かれ
飛ばされてしまってるんだ。
思うように風向きは変えられず
ほら、失敗という名の石につまずくのさ
夢の中でよくあること
居ないはずの人物を受け入れてる
顔も声も知らない でも親しくて
後ろを見ると
現実の友は元から存在しなくて
稀に開かれる世界だ
当たり前のように接している
もう1度深く 考えてみると
これって警告かな
現実にならないようにするための
僕らは運命の雨に打たれ濡らされ
時間を捻らされてしまうんだ
願っても、雨はなかなか止まない
もう、事件(なに)が起こっても動じないさ
夢の中でよくあること
想いを寄せていた彼女をゲットした
経歴もわからず告白してた
結ばれてた
疑いもせず満面の笑顔で腕組み
あら、なんということだ
目覚めた瞬間、儚い現状に苦しむ
今君の目に映る
現実と夢の
どちらが幸せに終わるのかな?
僕らは死に向かって走るランナー
幸せの先に必ずあるゴール
それらは絶対に変えられない
でも、嬉しいと笑っちまう生物なんだ
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