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嘘つきたちの鉄格子
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作詞 月水 暦 |
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「これから私は嘘を言うから 最後まで聞いていて」
この世の正解なんて どこにもないけど
嘘つきばかりで 飽きてきたところだ
貼り付けた仮面の奥で 鈍く光る
その瞳の光で 心臓を抉る音
「何にも分かってない」
そんな言葉だけ並べて 私は誰を憎むつもり?
誰かのついた嘘は いずれ 私の本当になる
嗚呼 それは正解なのか?不正解なのか?
せめてこの両手でつくる 鉄格子に閉じ込めて
二度と目が覚めないように 外から見つめてる夜
本当のことなんていらないから
優しい嘘つきでいて
どの世界でもそうだった 上辺ばかりで
偽善者ばかりで 呆れてたとこだ
そうやって笑うとこが 煩わしくて
誰も知らない場所で 彼らを呪ってた音
「どうすれば良かったのか」
そんな後悔ばかりで 私は何がしたかった?
私がついた嘘は やがて 誰かの憎しみになる
嗚呼 それは本当に愉快 笑ってしまう位
だからこの両手でつくる 鉄格子に閉じ込めたい
二度とそんなこと言わないように ずっと見張ってる夜
優しい嘘なんてうざったいから
本当のことを聞かせて
結局私は 誰かの本当の優しさが
醜く見えるほど 欲していたのね
でも それを言うのは嫌だから
みんな私を見てよ!その檻の中から!!
誰かのついた嘘は いずれ 私の本当になる
嗚呼 それは正解なのか?不正解なのか?
せめてこの両手でつくる 鉄格子に閉じ込めて
二度と目が覚めないように 外から見つめてる夜
「私の嘘は閉じ込められたから
今言ったのは全部本当
どこまでが嘘なら 私の本当を聞いてくれたの?
ねえ? もう聞いてない人。」
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