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てんごく
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作詞 月水 暦 |
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僕たち
生まれたときから 羽根が生えてて
いつか かみさまのところへ還るとき
一度だけ使う器官
僕たち
いつか死ぬけど それまで何度も
名前呼ばれて 微笑み 返事して
生きてること 確かめる
きつい檻の中で 飼い馴らされた翼は
いのち 運ぶだけの
強がり 見栄張り 意地っ張り
こころの中に 閉じ込めておける?
「ただいま」
帰ってくるよ
あなたの声があるなら
名前を呼んでくれるなら
一生の中で
愛された記憶を飲んだ
尖った針も飲み干した
触れて 撫でて 抱き締めて
羽根はいらないから
心臓の音が聞こえなくなるの
神様が呼んでる
嫌だよ 怖いよ 離れたくないよ
ほどけて崩れる指先
「ばいばい」
帰ってくるよ
あなたの声があるなら
名前を呼んでくれるなら
天国で待ってます
でも 急がなくてもいいよ
あなたの羽根は 生まれたばかりだから
だいすき だいすき だいすき
だいすき だいすき だいすき
まるで天使みたいなひと
この気持ち 知ってる
「だいすき」
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