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さよならの温度
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作詞 月水 暦 |
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温度を奪って逃げ去るように
時計の針は 右回りに進む
不器用だけど優しい嘘も
君の嘘なら 信じてみようと思った
心臓のリズムが 君を急かしてる
変わらない日常で ひとつの終わりを聞いた
それが 君の真実ならば
否定することで 僕は 僕を
守っていこう
愛しているよ 愛していたよ
あの時 世界が一瞬 止まったようで
もう泣きそうだよ 早く来てよ
会えるって信じてるから 約束はしない しない しないよ
幸せの温度を 逃がさないように
二人の左の小指に結んだ 赤い糸
いつの間に ほどけてしまったのかな
全て奪い取って 優しさだけ残して消えた君に
つながっていたら
昨日の思い出も 明日の涙も
君を想えば 強くなる力になるよ
思い出の中で感じる 熱を
今度は逃がさないように 重い錠をして 鍵を壊そう
愛しているよ 愛していたよ
あの時 世界が一瞬 止まったようで
もう泣きそうだよ 早く来てよ
会えるって信じてるから 約束はしない
時計の針は 左回りにはならない
奪われた温度も 君についた 幾つもの嘘も
信じなければ 真実にはならない
うなずいて見据えた先に うっすらと残るもの
あの時 僕が感じた 「さよなら」の温度は
君の 唇の熱 だった
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