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夢を売る人
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作詞 月水 暦 |
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浅い眠りの中で見た 僕だけの夢
眼を開ければ本物のユメになる
その時聞いた誰かの声
夢か 現か 幻か?
いつかの夏の日 風の中で道を訊く
白い無人の街で自分に尋ね 歩く
真っ白な世界で 君に 僕の無くしたモノ
小さい頃のキラキラの 夢 見せてあげる
想い出は集まって 失ったあの日を埋めてく
誰の物でもなく 今 僕の夢とトレードして
他人の夢を叶える度に 僕は現実(いま)に戻れる
夢を売る人 想い出を奪う人
どちらでも良かった 僕は全て無くしたのだから
大人になるのは簡単だけど あどけない夢 持つのは
とても困難で 花のように 優しいもの
想い出は集まって 失ったあの日を埋めてく
誰のものでもなく 今 僕の夢とトレードして
君のユメを叶えるために 僕は何度も 夢に還れる
あの時聞こえたのは きっと 僕を起こす君の声
今さら叶えられないから
今 何度でも 夢を見よう
『僕』 だけの 夢を。
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