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なけなしの詩
作詞 桜井直樹
たとえ自分じゃ気付いていなくたって
優しく振る舞えていたらいい
計らなくても君が微笑んでくれればいい

どうしても何かを満たし続けていたいから
僕の顔が支配されて
素直と建前を彷徨っても
君が幸せならそれでいい


泣きたいくらいに君が愛しくて
溢れる想いを必死にベッドにしまい込んで
ふと零れた君の淡い声が僕の胸にひびいた
抱き締めていたい


触れるたびに感じる微熱を帯びた体温
君が偲ばせる想いのしるし
「ここにいる」実感を与えくれるから
僕らは求めて求めあうんだろう

そして誰もがこんな単純な回路で
繋がっているんだと願いたい
孤独を創る要素をまた一つ
削って吐き捨て去れる


口で云えるほどの簡単な愛じゃなくて
気持ちでも身体でもない何かが僕を惹き付ける
会えない距離だって僕ら響き合ってる
そう思えたら幸せ


真っ暗闇が僕を包んで
考えても考えても頭が真っ白になってしまうけど
君への想いはなんとなしに伝えられる
それは一言でも二言でもなくて

抱き締めていたくて
キスをしていたくて
優しくありたくて
自然体でありたい
精一杯生きて欲しくて
いつまでも笑っていて欲しくて
そんな想いたちが巡る

きちんと言ってしまうよ
僕は君を愛しているんだ
ただそれだけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル なけなしの詩
公開日 2007/06/11
ジャンル その他
カテゴリ その他
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