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ワールド・ウォー
作詞 桜井直樹
どこで何時にその瞳が覚めても
結局視える景色は変われもせずに
何度と現実を警鐘されても
また今日も別の犠牲者が生まれ泣き暮れる

呆れ返る場所もなく
頼るべきしるべもない
明日の不安を独り抱え
その体を捧げる


艱難辛苦という文字
今さら考える存在意義
他人への嘱望と哀れみが共存するこの心
特別に愛をくべるわけもでなく
また一日、やり過ごしていく
ちっちゃな島の街の中で
見上げた空に思いを募らせて


ステンレス製の低い声で
張り詰めた空気を
持ち帰らず、燃やして捨てる
自分自身怖いんだろ
いつまでたっても
そしてまた、血が血で洗われてく

生きられるその喜びを僕ら忘れがちだね
彼らの想いを自らの翼に
託して


千載一遇という言葉
共に生きることの重みを知る
ニューヨークが描いた地獄絵を前に
自分の価値を今でも疑って
言語も色も荒れ果てたここでは
差別の文字には意味すらない
そんな鉛の飛びかう世界で
自分を信じていけるのだろうか


文明を作りすぎてしまったのかな
敵や味方をなしには生きられない
次の種が満開を迎える季節には
この悩みを絶やして、火を灯して


一期一会を考えてみる
この手とその手が繋ぐことで
得られた確かな温もりが
こんな街を世界を変えて…
そんな願いが先に届くように
僕らができるものを探していこう
ちっちゃな島の街の中で
地平線を越えて羽ばたいていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ワールド・ウォー
公開日 2007/03/15
ジャンル ポップス
カテゴリ 社会問題
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