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月夜の薔薇
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作詞 雛星守 |
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全部全部消してしまうなら
華やかに一瞬の祭り
路上に散る一片の薔薇
赤く染まる地面を描く
黒く暗い頭の中
今更後に引けない
広がる世界まで後一歩
闇夜の月が照らす屋上
記憶は今宵此処に置き忘れ
逝こう
殴り蹴られ愛し愛された
華やかな一時の憂鬱
夢現の想い出の隅
巡り巡る出逢いに召され
笑い合ったあの日の影
夜風の香りが似てる
広がる世界まで後一歩
この先僕はどうなるだろう
消えゆく世界はどうなるだろう
あぁ隠した振りをしてたんだ
本当は後悔だらけだったんだ
君が居なくなった世界は
居る意味さえないけど
こんな不甲斐ない僕を
愛してくれた世界を
愛していた
全部全部消してしまうなら
華やかに一瞬の祭り
記憶だけを置き去りにして
一歩だけ後ろに戻ろう
闇夜の月が照らす未来へ
君の影を此処に置き忘れ
行こう
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