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妖紫-youshi-
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作詞 雛星守 |
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眠気に誘われて貴女の夢を見る
色のある香り 妖しき紫か
想いに流されて貴女の手を握る
人である温もり 優しき幻想か
狂おしいほど愛しく想う
一時的な錯覚の予感
哀しみの華よ
この胸に咲き誇れ
現実を見つめれば
貴女は誰かの腕の中
左手薬指 儚き罪と知る
夢の中でも決して外せずに
触れ合う度に気になるそれは
別離を拒む誰かの想い
現実の枷(かせ)よ
この脚を噛み砕け
夢の中でさえも
貴女に近づけぬ様に
叶わぬ願いが散り行く定めなら
届かぬ夢など見たくもなかった
哀しみの華よ
この胸に咲き誇れ
貴女を忘れれば
私は誰かと出逢うのに
涙を共にして貴女の夢を見る
色のある香り 妖しき紫か
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