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霜降 soukou
作詞 Hemp
木枯らしが吹き始めた、あの日
あの人の誕生日とか、そんな事を考えながら
教室で、蒼穹を見上げた

話したことも無いのに

眼に染みる秋晴れの空から、僕は眼を逸らす
それは今年最後に見た秋晴れで
次に見た空ときは、秋雨が振っていた

授業が終わり、下校する
誰も予想していない突然の雨に、どうする事も無く駅まで奔った
けれど、鞄の中まで濡れてしまった
電車に乗るまでの時間、駅には濡れた学生達が走り込んでくる
その中に、あの人も居て…

少し先の、降りた後を考えて俯く僕
また濡れるのか、そう想いながら列車に乗り込む
濡れた学生だけの、賑やかな車内
寒そうに俯いているあの人を、僕は見つめた

それは僅かな幸せで、でも計り知れない至福かも知れない

そして、その幸せは終わりを迎えた
あの人の顔が此方を見つめて、僕は恥ずかしくて、俯いたから・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 霜降 soukou
公開日 2007/04/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント これの中の[僕]が男か女か、書いてて判らなくなった・・・
[僕]はどっちに見えるんでしょうか?
書いてくれると嬉しいです。
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