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キミドリ
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作詞 えがちゃん |
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生まれたばかりの僕は 太陽が麗しく
背伸びしそうで 貫いていた 影が長く続いていて
行き場を無くした 切り株に 新たな命が 宿っているから
小さくながら 光を空から浴びるんだ
木々の隙間に 大地の鼓動が 走りながら
ちっぽけな僕 目を反らしてなんかないで
彼方の眩しさが照りつけるよ スポットライトみたいに
僕の旅 始まったばかりなんだ 道さえない旅ほど
僕は芽生えるのさ
さえずりこだまする森 知らない間に
瞳を閉じて 音を聴いて みどりがきこえるよ
慌ただしい日も 葉舞い落ちながら 過ぎていて
緩やかなカーブを 少しも曲がりきれないより
最後まで旋回していたいから 遥かな空を飛ぶように
色が何色になろうと 生きるから 散ってもきっといつか
生まれ変わるから
キミドリ色の葉は誰もの痛みを和らげて
もぉ立派な旅人さ
ちっぽけな僕 目を輝かして果めかせて
彼方の眩しさが照りつけるよ スポットライトみたいに
僕の旅 始まったばかりなんだ 道さえない旅ほど
夕立の空を 見つめて何かを待ち構えて
明日また飛行機雲を 木々の切れ間からそっと
迎えられるように 苗が育つように 分からない未来ほど
僕は芽生えるのさ
僕は芽生えるのさ
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