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フレグランス
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作詞 えがちゃん |
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夜明け前の薄い灯りは あなたがくれた木漏れ日のよう
空を彩る翼たちは 今日も桜並木を駆け抜けて
すりむいた傷も飾られて 春だから
心の香りがほのかにかおる 甘くて澄んでいる水玉模様
透く原にそっと腰下ろして 先より聞こえる鳥の声たよりに
これがあなたの春 きこえるよ
欺けた白の雲 いびつに静かな街に響く星の音色
夜のすみかの生き物たちは 春の傍まで近づきたくて
授かった温もり この街に広がる 春だから
あなたの花 潤んでいますか 今もまたきれいにそっと
陽の見慣れない青い空向かって 夕暮れへのメッセージ掲げ
これがあなたの蕾 芽生えるから
春の狭間であなたの心の太陽に触れた
無様な蜃気楼通り過ぎたよ
春よ響け…
心の香りがほのかにかおる 甘くて澄んでいる水玉模様
透く原にそっと腰下ろして 先より聞こえる鳥の声たよりに
そうあなたの 春がきこえるから
渡り歩く季節がほんのり 勇気という花に変わるよ
水に散った後ろめたい花弁も 全て一つの名だから
この日を手に残して 春が咲くから
春の中で…
春の景色で…
春の香りで…
春を浴びて…
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