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秋風
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作詞 SHU |
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静かに 移りゆく 街の景色
火照った心や躰 通り過ぎる無機質
こんなにも冷たかったのかと 振り返る
黒髪 灼けた肌 白い砂浜(ビーチ)
麦藁帽子に注ぐ 太陽よりも眩しくて
こんなにも美しかったのかと 抱き締める
汗のにおい 潮のにおい すべて
忘れてどこかへ去っていった
青い海 夕焼けに 浮かぶ影
動かないシルエット 時間が止まった
青い空 続いてく 君も見ている
動けない僕がいる ひとり
透明 浴びる水 架かる虹が
ふたりを導いていった まだ知らなかった現状(いま)へ
こんなにも切なくなって 戻りたい
花火大会 君の浴衣 ぜんぶ
見とれて 心を離さなかった
清い空 満天に 躍る星
はずかしいくらい 愛し合ってた
光る風 運んでく 君の元へと
懐かしい僕が今 おくる
なびく前髪 かき上げた
涙隠す フリだった
青いシャツ 通す長袖 それは
この夏 僕らの恋
終わりを告げた秋風の到来
君の海 僕の空 恋の詩(うた)
嘘じゃなかったこと 唯一の救い
僕の愛 君の愛 夢を見ていた
動けない僕がいる
止まらない涙だけ すなお
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