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lexicon
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作詞 kaho |
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伝えようにも 上手くは運ばないこの頃
抑えきれないほどの この悲しみや愁い
今は何番目の引き出しにしまえばいい?
何かと気を使わなければいけないこの時代
偽りの笑みも涙 もう十分すぎるほど見た
感情をあらわにできた時はどこに?
でも知ってたんだ
何でも時代のせいにするものじゃない
だから知りたかったの
“答え”と呼ばれるものの裏の姿
辞書に載ることのない言葉だったら
僕には数え切れないほどある気がするんだ
紡ぎ出した僕だけの言葉たちはそっと
心のはしにでも書き留めておけばいい
僕の持つものはいつも曖昧不確かで
最近は僕を裏切ることばかり覚えてゆく
根源を正せば答えは見つかるのかな?
でも大体決まってそうで
言葉って薄っぺらいもの
だからこんな風にして
形あるものに変えてみたの
いつか僕が丁寧に紡いでみたこの言葉
きっと消えてなくなるものだと思ってた
そのうち何かの拍子に出てきたのなら
笑顔で迎え入れてみたっていいじゃない
どんなところを探しても出てこない言葉
今の僕にはそんなものが必要みたい
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