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Life
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作詞 kaho |
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窓の外 燦々と 滴(したた)る雨の音
外は闇 月は窓から姿を消してた
静寂の中 薄明り ペン握るこの手
貴方への言葉 探しては並べていた
綺麗な言葉捜しては 隙間から逃げていって
とっさに掴もうとして 伸ばした僕の手は
知らなかったんだ あまりにも小さすぎて
手に入らないものばかり 追い求めてたのかな
持ってないものがなぜか全部 輝いて見えたの
手の中握りつぶしてしまった ちっちゃな物は
僕を裏切りはしなかったのに
人はなぜ 力尽きて そして生きてるのか
ひたすら答えと呼ばれるもの探し求めていた
でもそんなことなんて 分かる訳なかった
人の数だけ在るんだから 無理もないね
僕が語る理想とは 現実離れしたモノで
でも 君はいつもの笑み こう言ったんだ
「それもいいじゃない 夢と目標は違うから」
僕は必死に“正しい”と呼ばれるもの探してた
“夢”という大きなモノが欲しかったの
でもそれが“間違い”なんだって知る
夢は予想したより笑えるくらい小さかった
だから持ち運びやすいんだ
僕の手にはあと何個入るかな?
今なら欲張ったっていいはずだよね?
窓の外 相変わらず 月は姿を隠し
大きな雫 落ちたのだろう 綺麗な音響く
気持ちよく伸びてみる 夢を見てたようだ
きっと僕が起きたのは 一縷の光のせい
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