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二匹の猫
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作詞 kaho |
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月夜に響く 誰かの口笛
欣喜の歌のようだ 1匹の猫は言う
悲嘆にくれてるんだ もう1匹は言う
髭を弾く猫は 屋根の上
前を向くことって大事なんだ 自身ありげに言う
後ろを振り向くのは大切だ 当たり前の様に言う
夢を持つ者ほど輝いてるヒトはいないんだ
夢なんて無くていいじゃないか そこら辺にあるから
呼び名の知らない公園が眠る
呼ばれることの無い 誇らしげな花
月だけが面白げに聴く
『あの少年は何をしてる?』
きっと何かを拾おうとしたんだ
転んだんだ そして何かをまた拾う
・・・
結局みんな正しいのかもね
正しいことなんて無いのかもね
答えは一つじゃないのかな
結局最後に答えは一つになるのかな
来たる暁に答えは書いてなかった
仰向けになって 猫は言った
空は穏やかで
どこか物憂げで
『綺麗だね』
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