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Time after time...
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作詞 kaho |
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無機質な音で 目が覚める
2分余裕をもたせたつもりのアラーム
それが丁度いいみたい
止め処ない時に限りはあるの?
規則正しい音がリズムを刻む
永遠と呼べるモノがあるとしたら
それは形無き『時』というもの
ヒトはヒトが作る時という単位にはめられ
ビルに切り取られた四角い空の下
箱庭の中の人形達は
他人の痛みなど知ることもなくて
でも僕は今ここにいる
誰に左右されるでもなく 今ここに立っている
振り返れば一陣の風 思わず目を瞑るけど
空を仰げば一縷の光
君の声が聞こえたような気がした
それでもときは,僕を待ってはくれなくて
人は目の前の欲望に溺れては
初めて大切なモノの意味を知る
傷だらけの僕は 小さな両手で
慌てて拾おうとしたけど
大切なモノはただ指から零れるだけで
愛しい人は僕の斜向かい
笑って手を差し伸べた
無言の天使は 確かに僕に何かを―――
空は気を変えたのか
雲はあるけれど 澄みきっていた
どこにでも行けそうな気がした
何でもできそうな気がした
相変わらず 時は
僕を急かしたり 置いてけぼりにするけど
大切なモノは,変わることなどなくて―――
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