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ポジティブ
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作詞 CaB |
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「まあそう焦らずに」と歩いてきた道は
「どうせ勝てないさ」と言ったしるしだろう
「どこに行こうか」と迷ってきたこの足に
標を立てたのは君なんだろう
いくつ年をとっても褪せない瞳を
美しいとしたのは紛れもない僕なんだ
やがて使えなくなるこの身をその時まで利用してやろう
やがてその時になったら見えてくるもんがあるだろう
背中についた傷が僕の生きた証だろう
君に触れられない終わりなんだろう
いらないんだったら最初から無い筈だ
目も耳も声もこの身体も世界さえも
嘘でもいいから愛してやれよ さあその目から溢れるのは何だ
嘘がつけなくなったら感じてくるもんがあるだろう
真実を知った僕が人の優しさの表れだろう
君がいない終わりなんだろう
「あきらめが肝心だ」と言ったあいつを
「その通りだ」と言って鼻で笑ってやろう
「さあこっちだよ」と引いた手が
たとえ嘘でも その時まではせめて
放さないと誓ったんだ
いつか朝を待ちくたびれた その先に夜が来たとしても
いつかはきっと巡ってくるさと思えるんだろう
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