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ただ好きだったの
作詞 山琴
夜が来た
欠けた月と少しの星が
部屋をぼんやり照らす
指がふれる
涙、押し寄せる
ただ手を繋ぎたかっただけ
隙間だらけの心に
みずたまり溢れた
あなたに恋したの

群青の夜空 月と星
優しくわたしを包んで
あなたに恋させてくれました

朝が来た
眩しい太陽が
容赦なくわたしを突き刺す
穢れが目立つ
欲はさらされる
光が汚れを浄化しくれたらいいのに
黒いかたまりが
心のすみに転がった
あなたの眼
見れなくなったの

真昼の月 白く
哀しげにわたしを見つめ
うしろめたさつのらせました

繰り返す毎日
幸せで、苦しくて
ただあなたの傍に居たかったけれど
それももう出来ない
最後に あなたの眼
見つめて言ったの

『ごめんね、ありがとう』

さよならは言わないの
わたしは幸せでしたから
痛みが伴いましたけど
それでもやっぱり
幸せでした

わたしの我が儘
あなたは気付いていましたか。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ただ好きだったの
公開日 2008/12/29
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 好きだけど、バイバイしちゃう話です。
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