|
|
|
雲海
|
作詞 玖珂 |
|
屈んだ視線の先のことは
幼い自分じゃ分からない
いつかの未来を想像しても
成功した姿が浮かばない
孤独の静けさと後悔の音(ね)が
涙に合わせて落ちる
この暗さは何だ
明かりが欲しくてしょうがない
夢なんて簡単な言葉でもいいから
広告の裏にでも書き止めて
今の気持ちを
忘れてしまわないように
夜明けは痛む
朝焼けは霞む
雲の広さが水のない海になって
空と同じ色に
鮮やかに染まるから
勝ちなんて簡単な結果でもいいから
そのふたつの目で見続けて
今の気持ちを
忘れてしまわないように
昇る朝日で海さえ光る
雲は消え去る
今日の街が見える
|
|
|