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マリオネット
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作詞 ふぁんとむ |
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逃げ込んだ昏い闇
捨てられていた振り子時計
時間切れを告げられたくなくて ずっと隅で怯えてた
正確過ぎる 時を刻む無機質な音
気が狂いそうで かえってそれが心地良かった
今だけは生きてる実感があったから
寂しくはない 怖くもない
ただ退屈で 時だけが流れていくんだ
かちり こちり
何かが鳴った 何も気付かないふりをした
偽物だらけの空間で 僕だけ全てに否定される
白んでいく空の下
設定されてたタイムリミット
嫌な光から伸びてる不可視の糸に ずっと縛られ続けてた
時に追われ 溜息ついて諦める
気が狂いそうだ 今までも我慢なんてしたくなかった
今までは 誰かの真似をしてたから
嫌ではない 楽しくもない
ただ堕落して 誰かの嘲笑が聞こえてる
かちり こちり
まだ鳴ってる どうやら逃げる事は敵わない
偽物だらけの空間で 認められる事に怯えてる
型に嵌った歩き方
何時までしてればいいのだろう
自分の意思では何も出来ずに 誰もが縛られ続けてる
かちり こちり
止まれない それは自ら選んだ人生だから
自ら自分が偽物だと 認める事に相違ないから
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