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人形劇
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作詞 ふぁんとむ |
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機械仕掛けの人形は
今夜も街を見下ろして
不確かな足場を整える
ぼやける目標を貫き通しても
実体の無い感情は
いつまで経っても消えてはくれないんだ
遠くで誰かを求めてる 身体の部品はどこですか
近くで何かを探してる 痛む傷痕は癒えなくて
寂しがり屋の人形は
軽やかなステップ踏みながら
創った足場を確かめる
落とした部品は見付かったけど
彼女が求めていた物は
とっくに僕じゃなくなってたみたいなんだ
遠くで誰かを求めてた 孤独な部品は僕自身
近くで何かを探してた 疼く傷痕は僕自身
踊り疲れた人形は
今まで自分が居た場所を
オイルを流して見上げてる
遠くで誰かを求めてる 耐えられないのは解ってた
近くで何かを探してる 一人で居るのが怖かった
僕の意識は途切れてく 足場はぼやけて遠ざかる
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