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Memory rain
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作詞 ふぁんとむ |
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街灯照らす黄昏の公園
流れの遅い時に圧し潰されそうで 君から目を背けた
静寂破った君の泣き声は もう後戻り出来ないと告げた
家まで送るよって呟いて 泣き声聞こえない振りして
ねえ、何で?って訊く君に 仕方ないんだと俯いた
それ以上何も言わない君の優しさが
傾いてた天秤揺らして心に沁(し)みた
君の家から帰る路
降り出した雨が この想い洗い流してくれるかなあ、なんて
傘も差さず独り 出て来た嗚咽噛み殺した
駆け馳せる想い留め置くのが辛くて 逃げ出したくて
今迄重ねた記憶のアルバム破り捨てた
止まない雨が降り注ぐ 何も流れず 唯濡れただけ
月明差し込む鍵掛けた部屋
沈んだ空気に息が詰まりそうで 思い出した君の泣顔
溢れ出る感情は何処へも行かず 溜まり過ぎて苦しくて
別れの言葉で終わらせて お互い次の未来探せたらって
思ったより容易くなくて 彷徨う心に出口は無い
今迄紡いだ思い出の数だけ虚ろな心
一筋落ちた雫が傷痕に滲んだ
何時か色褪せるかも知れない 鮮やかな過去だけど
君と一緒にしたコト 無駄にしたくないから
取り敢えず 記憶のアルバムに大事に挟んで仕舞って置くよ
降り続ける雨は これからもしっかり刻み付けてくれるだろう
決して忘れてはいけない大切な思い出1ページ
記憶の雨は今日も 枯渇した僕の心に華を咲かせてくれるだろう
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