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まもなく人生を終える人
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作詞 拓斗☆ |
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私は無駄な時間をたくさんすごしてきた
人を傷つけてきた
人に言えないようなこともした
しかし、そういったことのすべてが
私が人間だということを証明することでもあった
私は人間になりたかった
自分の中で、私は周りのような人間とは違った存在だった
その「周りの人々」になりたかった
時に人間は過ちを犯す
仲間同士で争ったりもする
でもそんなことも含めて、私たちは人間である
私が人間であることになんの恥ずかしさもない
むしろ、こうして人間に生まれ、恋をして、夢をもって、こうして人間で死ぬということが誇りである
人生、一度生まれたら安らげる場所はなかった
いつでも何らかに煩わされていた
責任、役割、人間関係、期待…
長い長い間私は縛られてきた
死ぬことで私は自由へと解放される
苦しくもあり、楽しくもある人生だった
もう一度人間で生まれようとは思わない
しかし願わくば、この思い出を忘れ去らぬように
出会った人々よ、今までありがとう
では
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