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dear dirty guys
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作詞 1歩目 |
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引きずったつま先に
入り込んだ砂の粒が
痛覚を赤く滲ませたよ
そんな風にきっと
端々まで 汚れたんだろ
引き止める言の葉を
告げることに意味は無いね
休もうかなんてありふれてる
そんな中できっと
端々まで 壊れるんだよ
「どこにでもある 痛みだから
それに泣いたら 駄目なんだ」
聞こえぬ声で 叫ぶ君は
誰かのために 生きると言った
引きずった痛みなら
どんな脚も抱えるのに
分かるのは自分の分だけ
そんな風に皆
何か違う 汚れがあるの
「誰にでもある 痛みだから
私に意味は 無いんだよ」
そうして価値を 失くす君は
傷つけぬよう 僕に笑って
そんな風にずっと
ありがちだと 思ってんだろ
「自分はきっと大丈夫だから
平気なフリして誰かのために」
だけど君の背負った汚れは
誰にだって理解できない
固有なんだよ
その染み跡は 唯一の図形
君は君のために生きてよ
「たった」という価値のため
誰にでもある 汚れでも
それらはどれも 違う形
一つの意味を 失くす度に
新たな意味が 生まれているよ
どこにでもある 汚れだって
君は君しか 分からないから
聞こえぬ声で 叫ぶ前に
自分のために 生きてもいいんだ
ほら 君だけの声色で
「休もうか」って言ってみてよ
ありきたりなその言葉にも
たった一つの何かがあるから
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