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Time
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作詞 きお |
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街中を駆け抜けていく
遠くなる君の小さな背中
何よりも自由で、何よりも楽しそうに笑っていたんだ
その笑顔は僕だけに見せて?
繊細なその笑顔を僕は壊したくないんだ。
できればずっと・・何も知らないで
好きだとか、好きじゃないとか
そんな思い、僕の中じゃ分らなくなっていた
ただ確かなのは君がそこにいて欲しいこと。
空よりも自由に人込みを駆け抜けていく君を見て
僕は君を何と思ったのだろう?
遠くで君が僕を呼んでいる声
その声さえも、迷っている僕には届かない
愛しいと、僕は一瞬でも思ってしまったのなら
きっと君が愛しくて愛しくて仕方ないのだろう
君の僕を呼ぶその声が・・きっと僕を強くしてくれるんだ
花が咲き、そして枯れていく季節の循環
僕だけが知っている君の笑顔も
いつかはそうなってしまうのかな?
変わっていく事は、悪い事じゃないけど
僕は君が君のままいて欲しいと願っているんだ
友達だと思っていても、それはいつか変わってしまう
僕のココロのせい?それとも君のせい?
それはよく分からないけど僕はきっと君の事が大切なんだ
大切に、ガラスを扱うように君に接してきた僕は
君を傷つけてしまったかもしれない
それでも僕は君に触れてしまってはいけないと思った。
時は流れ流れて止まることはなく
僕も、君自身も少しずつだけど変わっていくんだ
時空を走り抜けていく君の背中
どんどん遠くなって手も届かない所へ行ってしまう気がした
やっぱり僕は君を失うのが・・恐かったんだ。
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