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すり切れ手袋
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作詞 菜奈。 |
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この手で守れるものがあるのなら
守りたい 手袋を犠牲にしても
大切なもの 守るたび
一箇所 二箇所 すり切れていく
大切なもの 守るため
1つ 2つ 失っていく
守るために かざしたこの手
守るために 奪った命は
違う誰かが 守りたかった命と知っていても
いつかは全てを守ってみせる
この手袋が すり切れて すり切れて
形がなくなって 手に傷がついても
血がにじんで 怖くなっても
その想いだけは 揺らいで消えない
傷は消えても 揺らいで消えない
真っ白だった手袋 いつしか赤く染まってた
その色が他人のものではなく、
自分のものであることを望んだ
「守ってきた」という証 ちがう
「生きてきた」という理由
手袋の内側
とても哀しい 光景なんだよ?
手袋に守られてきた 僕の手が
果てしなく 頼りなく見えた
すり切れるってことは
何かがこぼれていってるってこと?
勝手に思い上がってた 白昼夢
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