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キミがいない
作詞 圭吾
「寒いね」って
口癖みたく云ってたね
指先から伝う 仄かな温もり
今はもう 風が隙間を縫っていくだけ

泣き出しそうな顔の空 一人見上げて
未だ放せないままの過去に 震えてる

降り出した雨は凍えて 雪に変わって
掌で 静かに溶けていく
淡色に染まった思い出も こんな風に
忘れられたらいいのに……

「綺麗だね」
いつか観た あの景色
眩しい街が照らす 無邪気な横顔
描いた幻も 風に浚われて

行き交う恋人(ひとたち)の顔 一人見詰めて
未だ放さないままの過去に 重ねてる

やがて 降り出した雨は凍えて 雪に変わって
掌で 静かに溶けていく
いつか 淡色に染まった思い出も こんな風に
忘れられたらいいのに……


凍える夜 二人寄り添って
見詰め合って過ごしたね
近付きすぎた その唇に
初めてのKissしたね
瞳を開けた時 恥ずかしくて
互いに 顔みれなかったね

今も 降り出した雨は凍えて 雪に変わって
掌で 静かに溶けていく
そして 淡色に染まった思い出も こんな風に
「忘れられたら いいのに」

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル キミがいない
公開日 2008/12/08
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
コメント 冬の悲恋歌を書いてみました。少し前の、『still』との対詞でもあります。
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