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Cowardly Dreamer
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作詞 Sin |
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かすんでいくはずの景色は
変わらず 瞳に映って
遠近法のど真ん中で
嘆きを歌った
音さえ 届かないのに
あれは いつの頃だっただろう
思い出という形ないもの
形ないから後腐れがない
そうして生きた時代は
ほら 荒れて 砂漠の海
蜃気楼に惑わされている
まだそんなこと 言っている
きれいなビー玉包み込むは
黒い布と暗闇だけで
形が分からなくなって初めて
安心を手に入れた
黒い布 湿ってきた
これは すぐに乾くのかな
本当はいつでもいつまでも
どこにいても 変わらぬ姿で
君やあの子 あいつやそいつに
出会って潤いたかったのに
少し力を入れれば見えそう
でも臆病で 見れないまま
春出会って 夏深めて
秋笑って 冬泣いた
無理やりつなげて
立ち止まっていたんだ
これは自分の最大の最高の
悪あがきで悪ふざけだった
振り向いても 誰もいないから
ずっと振り向いていたんだ
言い訳も何もかも捨てて
そっと目を開けよう ほら見えるでしょ?
そっと歩き出そう ほら見えるでしょ?
そっと手を伸ばそう ほら感じるでしょ?
ほらちゃんといるでしょ?
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