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LOVE
作詞 Sin
たとえば人生の中で
花を咲かせようとするなら
水を与えて太陽にあて
そして愛を注ぐ

あなたにもう言われない
遠くて近くて そんな言葉
私の奥の奥の気持ちは
枯れてしまうんだ

消せない文字が 浮かび上がって
瞳に吸い込まれて
二度目の文字は 滲んで見えたよ

これ以上ない 孤独に愛された私よ
ヒロインは悲劇がお似合いだと
私は私に言ったのよ

当たり前すぎて 私は向き合おうとしなくて
転がしたまま 見守っていた
独りよがりの答え 見つけて 喜んでた

そうして私は耳をふさぎ
せめて世界を作り直してみた
花はたった一つしかないこと
それすら思わずに

消せない文字は 破り捨てて
瞳は閉じてしまう
二度目なんてもう 私にはない

傷ついていたのは 孤独に愛された私よ
ヒロインが傷つくの当然だと
私は私に言ったのよ

馬鹿みたいなこと 私は信じようとしてた
だってあなたに 伝える言葉
見つからないから

遺伝子レベルで 私は人間
そんなの当たり前よ
遺伝子レベルで 人間は私
そんなの当たり前よ

ほら 目を開けて
悲しみの雨は誰かの傘に打ち付ける

これ以上ない 孤独に愛された私よ
愛はきっと 孤独を愛さず
私を愛さず 人を愛すのだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル LOVE
公開日 2013/01/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント かなり広義の「愛」というものを書いてみました。失恋したときに、自分は愛から見放された悲劇のヒロインなんだって思うかもしれないけれど、そんな人、この世界にはどこにでもいて、誰でも愛を求めている。誰かにふられて失恋するのは自分だけじゃない。愛は自分だけにあるんじゃなくて、人というものにあるんだ、っていう感じの。分かりづらい歌詞になっています。
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